【BUYSS labo 01 / Episode 027】
所長
パームグリップ
母指を使ってリングを包むようなポジションに慣れましたか??
たぴぞう
最初はラチェットの開閉に手こずりますよね〜
所長
とにかく、今までやっていなかった持ち方を習得するときは
「違和感との戦い」です。
壁を越えた瞬間、「慣れ」に変わります。
がんばって、どんどん器械に親しみましょう!!
パームグリップへのスムーズな「持ち替え」
バイスラボとしては・・・
基本的には 器械は
母指IP 90° で指先を軽くカーブさせて持つことで
「器械の示指化」と「ゼロベクトル」を実現するべきと考えます。
しかしながら
どうしても取り回しがしにくいところでは
前回お話しした
パームグリップが有用になってきます。
バイスラボ的なパームグリップは
前回解説したように
ラチェットのリリースとロックを簡単にできるようなポジションを推奨しています。
これは、パームグリップ自体に
「回す」ためのグリップの他に
ちゃんと持針器として「針を動かす・つかむ・離す」ための動きを与えるためです。
つまり
通常のグリップとパームグリップには
最終的には同じ機能を持たせて
シチュエーションによって
デメリットを消せる方法を選択する ということを目指しています。
そこで重要になるのが
通常のグリップ と パームグリップ の「持ち替え」です
今回は、特に
真皮縫合の「向こう側」を縫う際に有用な持ち替えについて
詳しく解説します。
解説動画
とはいえ
今回の内容は「動き」がほとんどなので
動画を見て下さい!!
所長
縫合だけではなく
剥離や止血の際も応用の利くテクニックです。
是非、トライしてみて下さい。
たぴぞう
歩きながらでもポケットの中で練習しましょう!!
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