臍ポートの創が汚くなるのはナゼか?|理由を知って対策をしよう
内視鏡ポートを臍から挿入すれば『キズが目立たない』と言われていますが、実際には臍のキズがケロイドになって悩んでいる人が多くいます。切開や閉創の方法について詳しく解説されているものがないようでしたので、臍のキズをキレイにする方法についてまとめました。
筋鈎は先を効かせろ!ってどういうこと??
助手として筋鈎引きをする時に、よく『筋鈎の先を効かせろ』と言われますが、単に引っ張り上げるという意味ではありません。最終的に術者が求めるのは手術操作を加える『面』に対するカウンターテンションです。筋鈎で綺麗にカウンターを当てる方法を解説します。
剥離のテンションコントロールは野球場で|術者はキャッチャーです
切開や剥離を行う部分のテンションコントロールには・・・実は助手の使い方が重要です。コントロールするには自分の左手しか使えないので、助手の両手を有効に使う必要があります。テンションコントロールをしやすくなる助手の使い方について解説します。
美しい術野展開につながる|皮切のテンションコントロール
術野の『テンションを維持すること』を意識すると、皮切も剥離も術野の展開も「早く・美しく・安全確実に」なります。美しい術野展開につながる皮切の際のテンションコントロールについて、何を意識しておくと良いかについて説明します。
糸結びのハンドリング|結局コレさえマスターすればOK
長かった糸結びシリーズも今回で一旦ひと区切りです。ぶっちゃけ今までの内容を見なくても、今回のハンドリングだけを覚えてしまえば手術中の糸結びにはある程度対応できてしまいます。ですが、シビアな場合には基礎を知っているかが問われますよ。
糸結びのハンドリング|器械に先付けした糸での縦方向糸結びの場合
縦方向の糸結びで、器械に先付けした糸の糸結びを行う際のハンドリングを解説します。縦方向で先付けされた糸を使う場合はほぼ右手側に器械が来るので、右手に器械を持ってスタートする方法について解説しています。
糸結びのハンドリング|まずは皮膚縫合の縦方向糸結びから
順目・男結びで3回の結紮を完成させる具体的なハンドリングについて解説します。もちろん、これは1例にすぎませんが、自分の中でパターン化したものを流れるようにできるまで練習しましょう。まずは皮膚縫合でよくやる縦方向の糸結びについてです。
【厳守!】糸結びで絶対にやらなくてはいけない 3つのこと
糸結びの安全性と確実性を担保するために、知っておくべき『糸結びの作法:3つのポイント』について解説します。糸結びをさせる“術者”と実際に糸結びをする“助手”が同時に結び目を見続けることができるようにする事が最も重要なポイントです。
【真皮縫合】瘢痕がきれいな理由を徹底解説!|上手くなるテンションコントロールのポイント
美しい真皮縫合を実践するには、充分な量の真皮組織を縫合糸で結紮する範囲に含める必要があります。また緩みのない真皮縫合にするためには脂肪組織を排除しなくてはいけません。これらを実現するために必要なハンドリングとテンションコントロールについて解説します。
組織を挫滅せずに縫う運針法|持針器を『回す』の意味
組織を挫滅しないように縫合するには、組織を挫滅しない運針を知る必要があります。まず、針の形状について理解し、挫滅しない運針のためによく言われる『持針器を回す』の本当の意味について解説します。この内容を意識するだけで縫合が数段スムーズになりますよ。